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詳解 戦争論―フォン=クラウゼヴィッツを読む

詳解 戦争論―フォン=クラウゼヴィッツを読む

人気ランキング : 639464位
定価 : \3,150
販売元 : 中央公論社
発売日 : 1998/06/01

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\0 詳解 戦争論―フォン=クラウゼヴィッツを読む

戦争論???

本書はクラウゼヴィッツの「戦争論」からポイントを摘出した本文と、それに付する解説で構成されている。
解説は実際の戦史を元にし読者に内容を分かりやすく伝えようとしているらしいが、著者の意見があまりに強く前面に出ており、時には本文とかけ離れた内容になってしまっている。解説というにはあまりにも頓珍漢といわざるを得ない。

また本文についても、原文から重要な部分を削り取り、自分に都合がいいように内容を曲解している部分が多々見受けられる。無意識にやっているならば著者の読解力を疑わざるを得ないし、意図的なものならば悪質としか言いようがない。

著者独自の戦争論として読むぶんには問題ない。しかし、クラウゼヴィッツの「戦争論」を未読の方にはお勧めできない。

戦争、とは何ぞや。

 不可避、かつ必要な戦争とは何なのか。

 原書は産業革命が興る前に書かれた『戦争論』。
「航空機と情報機器、特殊戦闘用の兵装(ノクトヴィジョン等)が発達した近代・現代戦に、通用するのか?」という疑問もあるでしょうが。

 そのあたりは各所に挿入されている柘植久慶サンの簡明な解説で吹っ飛びます。

「戦争反対、軍隊は悪」と言うのは簡単です。
 誰だって、戦争はしたくない(多分)。

 でも実際には、この世界では何時でも何処かで戦争が行われている。
 そして各国、各組織、「軍事力」というものを何らかの形で保持しようとしている。

 何故、戦争や軍を無くせないのか。
 理想の「平和的軍隊」という組織は創設可能なのか。
 

 戦争を「止めさせる為」には「戦争とは何なのか」「戦争という手段に出る前にやるべき事、打つ手は何なのか」。

 「真に、戦争を止めさせるための戦い」に勝利したいならば、必読。

平明な訳文・詳細な解説。非凡な軍事研究家クラウゼヴィッツが見極めた戦争の本性とは―。日露戦争、ヴェトナム戦争、湾岸戦争など現代までの戦例を視野に、いま古典的名著が甦る!著者畢生の巨篇。
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