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実戦 五輪書

実戦 五輪書

人気ランキング : 1117719位
定価 : \940
販売元 : 中央公論社
発売日 : 1997/10/01

価格 商品名 納期
\0 実戦 五輪書

難解な五輪書を平易に解説した秀逸の書

五輪書は、宮本武蔵の兵法の集大成として有名な本である。
但し、残念ながら、抽象的な本文がネックとなり、孫氏の兵法ほど一般に広く読まれていないのも事実である。
しかし、柘植氏の手によって、抽象的な本文は、平易かつ臨場感のある解説がつくことで、とても理解しやすいものとなった。
これは、慶應卒のインテリでありながら、従軍経験があるという柘植氏独自の経歴が大きくものをいっているのだろう。
五輪書の解説はたくさんあるが、柘植氏の解説はやはり突出して面白い。
柘植氏の解説を頼りに武蔵の本文をひも解くと、
四百年近くも前に、武蔵が物事の本質について実に平易でありながら有用な考察をしていることに驚きを隠せない。
とりわけ、地の巻、水の巻の前半、火の巻の前半の解説は、資本主義という修羅場を生き抜く大きなヒントがちりばめられており、必読である。
まとめると、勝ち残るためには、コントロール可能な内部環境要因と、コントロール不可能な外部環境要因があり、どちらが欠けても生き残れない。
内部環境として、鍛錬により技術を習得し、道具の使い方に習熟したうえで、心構え、目配りに配慮し、
外部環境として、景気を知り、競争相手の動向に気を配るならば、迷いの雲が晴れ、澄んだ空の心境になれるということになる。
この本1冊で、経営学のエッセンスを漏らさず抑えているのは、さすがは修羅場を生き抜いた武蔵と言えるだろう。
ぜひ、この本を読むことで、資本主義という修羅場を生き抜くための決定的なヒントを見つけて欲しい。

その生涯に60回以上戦い、敗れることのなかった剣聖武蔵が、経験から会得した奥義を記す「五輪書」。これは単なる封建時代の精神論ではない。無駄を極力省き、物事を合理的に考えることで百戦百勝を達成させる方法を述べた、きわめて現代的な実践の書なのだ。―武蔵と共通の極限を生きた著者が、抽象度の高い「五輪書」の記述を、読者の眼前に見えるように具体的に解説し、いま武蔵を甦らせる。
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