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グリンベレー 戦場の人間学―極限状況で、どんな男が生き残ったか

グリンベレー 戦場の人間学―極限状況で、どんな男が生き残ったか

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定価 : \870
販売元 : 祥伝社
発売日 : 1987/04/01

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\870 グリンベレー 戦場の人間学―極限状況で、どんな男が生き残ったか 通常24時間以内に発送

極限での人間学は人間のもうひとつの真の姿

戦場という究極の極限で人間はどう考え、そして行動するのか
一見して作者の思考パターンや行動は一般社会に生きるものの目からは冷酷かつ理不尽に見えるかもしれない、
しかし戦場とは生きるか死ぬかの極限であって人間の本来の姿が如実に現れる場ではないだろうか?
死相がでている部下を知らぬ顔で見送ったりできるのは軍人だからかもしれないが、究極の場ではやむ終えないだろう。
生き残るために、ありとあらゆる手段をとる。実社会で人間らしく生きるのも人間の姿なら、戦場で本能的に生きるのもまた人間のもうひとつの真の姿。

国民を守る気など毛頭もない

身も蓋もなく自分の考えと感情を言葉にしている。著者は、戦場でしか友情や信頼を感じることできない不幸な人。戦場でなくても人間のすばらしさはいくらでも経験できる。知らないだけだ。戦場での友情を強調しながら、負傷者は救援しないと明言する矛盾。国民を守る気など毛頭もない。知的能力も身体能力も高いが、肝心のことがわからない厄介な人。政治家でも軍人でもこういう人が一番困る。害が大きい。

私は、戦争という極限状態の中で、自分を含めた人間というものが、いったい何を感じ、どんな行動をするのかを凝視してきた。命賭けという状況は、人間からあらゆるベールを剥ぎ取ってしまう。平隠な社会では、けっして見られない人間の本質が瞬間的に浮き彫りにされてくる。戦場が、戦闘体験が、人間の本質を変えてしまうようなことも多い。弱虫が勇敢な兵士に育っていく。一方で功成り名を遂げた将軍が見苦しい行動をする。なぜ、そういうことが起こるのか、私は何度も何度も自問し、戦友たちと話し合ってきた。その、私なりの結論が本書である。
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