柘植久慶氏自身が述べる近況、取材日記

近況 

このところ取材旅行と原稿書きの繰りかえしが続いた。
「亡命」と「幽閉」のような生活で、その結果2008年の11月と12月に併せて4冊が出版される。


  トレーニングは相変わらず週5日から6日のペースで、棍棒(樫の1キログラムのもの)とバットスイング、
それに30分間走を続けている。
腕力と脚力を鍛えておけば、強盗が5人や6人侵入してきても、1人残らず討ち果たせる。


  体重86キログラムはこの36年間ずっと変わらない。
これ以上重くなると、30分間に6キロメートルというペースでのランニングが、不可能になってしまうからである

2008年11月09日稿

仕事の進行について Part2 

2月初旬から4月初旬の2ヶ月間に、なんと1250枚の原稿を書いた。
〈軍事カレンダー(仮題)〉と〈ダブルイーグルズ(小説)〉の2本の作品である。

これらは6月頃に書店の店頭に並ぶ予定だ。

4月末には〈辞世〉(太陽出版)が連休明けにかけて店頭に出る。

250作記念としては〈常勝将軍立見尚文〉(PHP研究所)が7月に出る。
新聞連載をほぼ2年にわたり続けた作品で、
1200枚の長篇である関係上、上・下2巻となる予定となっている。

これまで中国物のノンフィクションは、〈中国の本当の危なさを知らない日本人〉と
〈日本人よ、やはり中国は危ない〉(どちらもPHP研究所)、
〈断末魔の中国〉(学研新書)があった。

それに加えて第4作を計画中で、
ここではついに中国の紙幣の流通量の算出に成功したので、
出版物となるのを楽しみにしていただきたい。

2008年4月11日稿

仕事の進行について Part1 

私が過去15年から20年ほどにわたって、メモしてきたノート ―― 〈軍事カレンダー〉を、
単行本として公開すべく準備中である。

何月何日と引いてもらえば、その日に起きた軍事上の出来事、
その日に生まれた、あるいは歿した軍事関係の人物。
更には1日に1つの軍事上の名言や教訓、などを収めてみるつもりだ。

ほぼ完全なものとなって10年近い歳月が経過しているが、
座右に置いて大変重宝してきた資料なので、期待して頂いてよいだろう。

1年に365(366)日あっても、重大な出来事は特定の日に集中して起こりがちで、
また重要人物の誕生や死も同様に集中しがち、という点に驚かされたりもした。

纏め上げる作業に2月一杯までかかる予定だが、
歴史好きの人にはこたえられない一冊となるはずである。

2008年1月17日稿

WOWOWで〈ROMA〉を22話すべて観た!

 2007年秋と年末に、WOWOWで22回にわたる大作 ―― 〈ROMA〉を観た。

古代ローマの軍事史と貨幣史に関心を持ち、ラテン語も多少理解するので、
この分野は大好きなテーマである。 もちろんユリウス・カエサルが主人公だが、
ガリアの第13軍団の2人 ―― 百人隊長と兵士が、下級軍人の立場からも時代を眺める。
〈24 HOURS〉や〈プリズン・ブレイク〉などとは較べものにならないスケールの作品で、
時代考証もかなり正確だった。

とりわけカエサルとオクタウィアヌス(のちのアウグストゥス)はそっくりで、
よく似た俳優を見つけてきたもの、と感心させられた。

その反面、アントニウスは美男過ぎる。アントニウスとクレオパトラの現実は、
中年の猪首男と醜女のインテリ女だった。

ローマ軍の戦法も概ねよかった。
ローマ市中でデナリウス、セステルティウス、ドラクマ、そしてシケルという貨幣が混同して
使用されていた点も、興味深かった。
このため両替屋が成り立ったのだ。
前2者はローマ、ドラクマはギリシア圏、シケルはユダヤ、という区分けである。

私の機器だと3時間録画なので間に合わないのが頭痛の種子だったが、
時間のある人は再放映のときにでもぜひ観て欲しい。

2008年1月14日稿

2008年5月〜6月頃、250作に達するため記念作品を企画している。

現在、伊勢新聞に連載中の〈常勝将軍 立見尚文〉を記念作品として予定、
連載終了後に出版準備を本格化する。

1200枚からの作品なので、上下2巻になると思われる。
戊辰戦争、西南戦争、日清戦争、そして日露戦争と明治の主たる戦争すべてに活躍。
幕府軍出身で最初の陸軍大将となった人物を描く作品だけに、
250作記念にふさわしい内容と自負している。

2007年11月25日稿

2007年に入って、暫くぶりに身体測定をしてみた。

身長178センチで体重86キログラム。
胸囲115センチ、尻囲108センチ、といったデータは、過去35年全く変化がない。

1週間に5日はトレーニングしてきた成果である。
特徴としては、伸指筋上部 ―― 肘の直ぐ下の周囲が40センチ。
前脛骨筋 ―― 脛の部分の筋肉の周囲が50センチあることだろう。
これも全盛時代とあまり変わらない。
握力は右が65キログラム(日により68キログラム)、左が62キログラムある。

まだ15年は書き続けたいので、1キログラムのウェイトを両手に持ち、
30分間走などを続けてきた。
目標があるのでかなりハードなトレーニングも楽しいものなのだ。

新聞連載の取材で、立見尚文将軍が第10旅団長として赴任した松山、
第8師団長として赴任した弘前を、相次いで訪れた。

旅には思いがけない発見があり、そして新なる着想が生まれる。
400回1000枚になる予定の連載のラストシーンは、
弘前のねぷた村を訪れたときに不意に閃いた。

2007年2月8日稿

2007年末か2008年初頭に、第250作を迎えることになる。

記念すべきこの250番目の作品に何を書くか、
既に頭の片隅で企画を練り始めた。

歴史的な小説という前提で、これまでに3作品ほど候補に上げている。

2006年10月22日稿

現在のところ、執筆中なのは、『聖槍V・ベルリン1945年(仮題)』
で、好評いただいているシリーズの第3弾だ。

熟知した時代背景、土地、そして情報だから、筆の進みは極めて
快調なので、ぜひご期待いただきたい。

2006年10月22日稿

硫黄島の戦いを指揮した栗林忠道中将(戦闘中大将に昇進)の、
その戦いぶりを描く『栗林忠道―硫黄島の死闘を指揮した名将』を、
10月20日に書き上げた。

12月初旬に発売の予定で、ノンフィクション・ノヴェルの形を探った。

硫黄島の戦闘と最高指揮官、そしてオリンピックのゴールドメダリスト
西竹一中佐などの物語を解りやすく纏めたつもりである。

2006年10月22日稿

聖槍U(C−NOVELS)を書き上げ、

伊勢新聞の連載〈常勝将軍・立見尚文〉の一〇月一一月分の
執筆に入っている。

いよいよ西南戦争である。得意の分野に進みつつあるので、
大いに張り切っている次第。

2006年9月2日稿

トレーニングは一日一時間余。九〇〇グラムのバットで
左右のスイング。

柔軟体操 ―― 両足の裏を合わせ、頭が地面に着くので、
これは欠かさず行なう。


それから三〇分のランニングで、五分間のダッシュを二度か三度、
その日の調子によって含めておく。

会合で外出したり講演などで地方旅行でもしない限り、
このメニューをしっかり続けている。

ランニングは両手に一キログラムのウェイトを持って走るから、
かなりの運動量となる。

あとは週一回、硬式テニスを某大学テニス同好会の人たちと、
プロコーチに付いて二時間トレーニングと陽焼けがてら、
楽しんでいるのが現状である。

2006年8月26日稿

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